ウェブサイトのトラフィック量軽減と表示速度の向上を目的に開発され、2010年9月30日に仕様が公開された。
ウェブサイトで標準使用されている「.jpeg」や「.gif」「.png」との置き換えを目的に据え、非可逆圧縮モードでは「.jpeg」よりも30%程度、可逆圧縮では「.png」より28%程度サイズがダウンできる特徴を持っている。また、非可逆圧縮でもアルファチャンネルを持つことができるなど「.jpeg」よりも優位性がアピールされている。
技術としては「WebM」と「VP8ビデオコーデック」、コンテナ形式として「RIFF」を採用。最大ピクセル数は16383×16383。ICCプロファイルとXMPメタデータ、アニメーションにも対応し、将来的には3D画像としての利用も視野に入っている。
しかし、表示をするにはAndroid4.0以降を搭載した端末やウェブブラウザ「Google Chrome」、ほかに画像ビューア「XnView」など現在では限られており、広く普及しているとは言いがたい状況である。しかし、徐々に対応アプリケーションやソフトウェアは増えている。
イメージ
拡張子名の由来
WebP / Web Picture File