もとは、Microsoft(マイクロソフト)が「Windows Media Photo(後にHD Photoに名称変更)」を開発。2007年から「HD Photo」の技術を基にJoint Photographic Experts Groupと共同で仕様を策定し、2009年6月19日、ISO / IECの規格案投票を通過させ、国際規格として承認となった
写真系画像フォーマットとして、デファクト・スタンダードとなっている「JPEG」および「JPEG2000」の後継規格として普及が期待されている。
「JPEG XR」はこれら先行規格の諸問題を解決しており、主な仕様として、1色あたりのビット数が8ビットから32ビットの範囲で選択可 / 圧縮方式も可逆・非可逆圧縮選択可能となっている。符号化技術として、重複双直交変換適応型VLCを採用。Microsoftも普及のために、ロイヤリティフリーとすると共に、「Windows VISTA」以降のOSと「Internet Explorer 9」以降で標準対応している。
拡張子名の由来
Joint Photographic Experts Group eXtended Range
MIME Type
image/vnd.ms-photo